2017年04月06日

大阪城の「櫓」内部特別公開

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桜は五分咲きの大阪城
大阪城の「櫓」内部特別公開へ行ってきた。

大坂城の正面玄関、大手門。
大きな広い土橋を渡ると、大手口大門の櫓門がドーンとある。

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この門の二階部分(屋根と屋根の間の黒い窓があるところ)へ入ることができるのだ。
外国人観光客も多く、大阪見物の名所の大阪城だが、
内部に入ってみると、戦闘を前提とした要塞なのだと気付かされる。

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二階の内部はかなり広い。
いざと言う時は、このように火縄銃を狭間(さま)から迎撃する。
窓の格子からは弓を放つ。
さらには、この窓の下の床部分が何か所か開くようにできていて、
そこから一斉に槍を落とす作戦。

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門の入口の頭上、赤い矢印のところが、ほら!開いてるでしょう。
ここからたくさんの槍が一気に落ちてくるわけです。
ひぇ〜〜っ!怖っ!!

門を入って来る時は、そんなことに全然、気付かなかった。
狭間があるのも見えないし、窓の内側に誰かがいるのも見えない。

ところが!
二階からは、下の様子が丸見え!!
めっちゃ近く見える。これなら簡単に侵入してきた敵をやっつけられるわ。

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しかも櫓は四角い桝型になっていて、左手からも攻撃できる。
赤い矢印のところに狭間があって、いくつか並んでいるでしょう。
門前のこの四角い広場に敵が集まったところで一気にハチの巣にされるんですわ…
死屍累々ですよ…

もちろん、堀の石垣のところも警備できるようになっている。
火縄銃、弓はもちろん、石垣を上ってきた敵の頭上に大きな石を落とす仕掛けまである。
…必死に石垣を上って、上から石を落とされるなんて…
なんか、すっごく可哀想。。。
…戦だものねぇ…非人道的なものよ…

ところが、大坂城は豊臣家滅亡の際に燃えているので、これらの櫓は、それ以降に徳川家によって再築され、さらにそれが焼失して、幕末の頃に再建されたものだったりする。
だから、実戦に使われたことはないのだ。
平和な時代には貯蔵用の倉庫に使われたらしい。

それでも、床に滑り止めの細工がしてあって、非常時に武士たちが迅速に動けるようになっているなど、臨戦態勢バッチリ。
観光客でいっぱいの天守閣へ上るより、櫓の内部のほうが興味深かったわ。
係りの方が丁寧に説明してくれて、とてもよくわかったし面白かった。

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火縄銃、結構、重かった!
無理だわ〜 私、撃てないわ〜〜
絶対、とんでもないところに当てちゃうわ〜
posted by める at 00:34| Comment(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

猫と鴨と桜と

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桜の枝には今週中にはもう咲きそうな蕾。
猫が水鳥を気にしつつ、池のふちをお散歩。
鴨の夫婦は雛を守って猫へ睨みをきかせる。

うらうらとした春。
時に強い風。
煽られて心、空へと遠く高く。
白い綿雲掴み損ねて、君の手に届かない。
うっすらとした淋しさ、花粉と共に
逃げても追いかけてまとわりつく。
春だから。
仕方ないね。

posted by める at 23:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

NHK朝ドラ「べっぴんさん」→「ひよっこ」

毎朝見ているNHK朝ドラ。
神戸を舞台にした「べっぴんさん」が終了した。

最初、ヒロインすみれがぼんやりとした女の子で派手さがなく、
面白いのかよくわからないまま見続けたが、
じわ〜っと良くなっていった。

神戸のセレブ出身のお嬢様を中心とした話なので、
大阪のガチャガチャ感はなく、おっとりとした上品さが会話に漂う。

…だけど、すみれたちが話しているのは大阪弁であって、神戸弁ではなかったのが
ちょっと不思議だった。
関西弁にも地方によってバリエーションがある。

以前の朝ドラ「カーネーション」は岸和田が舞台なので、泉州弁。
荒い印象だったと思うが、それでもドラマではかなりマイルドな言葉で話していた。
地元出身のほっしゃん、川崎亜沙美さん(次女・直子役 コシノジュンコがモデル)はガンガンにネイティブな泉州弁でまくし立てていたので迫力があったし、見ていてリアリティーがあったなぁ。

それを思うと、「べっぴんさん」ではどうして神戸弁を排除したのか…
すみれは両親が近江出身で生粋の神戸っ子というわけではないとしても、
君ちゃんは神戸の山の手のお嬢様のはず…
…と、そこが最後まで引っかかったが、そんなことは些細な事。
「べっぴんさん」は最後まで見ていて良かったな、と思わせてくれる良いドラマだった。

役者さんたちが若いのに上手い。
主役の芳根京子さんはまだ20才だというのに、「おばちゃん」「おばあちゃん」の演技がしっくりきていて上手かった。
すみれの夫役の永山絢斗さんも、ちょっと変わり者で戦後引き上げて来てから少し病む紀夫を上手に演じていた。
細かいところで感情の流れが伝わるような動きを見せて、役に愛らしさを与えていた。

子供服のファミリアをモデルとした話で、基本的に順風満帆な経営で大きな浮き沈みはないように思うが
それでも色々あったことを時代の出来事を背景に描いていった。
大阪万博の辺りは、当時の実際の映像もふんだんに使用されて、見ていて懐かしかった。

VANは片田舎で育った私も知っていたブランドだった。
カッコイイの代表格から、洋品店の柱に貼られたステッカーの色が褪せてしまうのも見ていた世代だが、
そんな感じの事情があったのねぇ…

商社KADOSYO社長として西岡徳馬さんが登場するたび、飛行機の音をバックにつけていたわりに
ロッキード事件で逮捕されるくだりはドラマで描かれなかった。
秘書の西城君は下手したら自殺することになったんじゃないかなぁ…と思うのだけど。


四つ葉のクローバーはメインキャスト4人の固い友情の証。
だけど、折々に女同士ならではのちょっとしたケンカや行き違いがあったのが一つ一つリアルで面白かった。
既婚・未婚、子どもがいる、いない、子どもに手がかかる、かからない…
それぞれの立場の違いから、カチンときたりすることは、よくあることだ。

それでも4人は最終回も学生時代の手芸部のような和やかさの中で、楽し気に微笑んでいる。
すみれがアイディアを出し、
それをデザインする君枝ちゃんがいて、
さらに型紙に起こすパタンナーとして良子ちゃんがいる。
専門的な知識の裏付けができる明美さん。

時に揉めながらも、お互いを尊敬しあっているからこそ、絆は固い。


中盤、娘さくらの家出ですみれ夫婦が困り果てるという話が結構長く続いた。
思春期の女の子の怖さが真に迫っていて、簡単に話が解決しないのも更にリアルで良かった。

自分の子どもが大きくなった時に、母親となったさくらが自分の娘時代の非行をすっかり忘れたように話していたのも、面白かった。
そんなものよねぇ…

それと、「べっぴんさん」では、登場人物の皆がとても大切に扱われているのが良かった。
一度、別れた人も形を変えて、また登場する。
パッチワークで生地の端切れも全て大切に使うのと似ているような気がした。


さて、明日からは新番組「ひよっこ」がスタートする。
オリジナルの物語だそうで、どんなお話になるのか…
主演の有村架純さんはとっても可愛くて好きなので楽しみだ。

そして、もう一つ…!
主題歌は、桑田佳祐さんの新曲「若い広場」。
明日のオンエアで初公開となる。これも楽しみ!

しっかし、「若い広場」って…ねぇ?
NHKに引っ掛けてだろうけど…懐かしすぎるわっ!!

明日からは半年、毎朝、桑田さんの歌が聴ける♪
ハワイでボーリングばかりしてたわけじゃ…なかったのねっ


posted by める at 11:31| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

OSUYA飲む酢「デザートビネガー」

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友人がテレビ「やすとものどこいこ!?」でやってて美味しそうだった、というのでお酢を捜しにデパ地下へ。

あれこれ試飲させてくれて、どれも美味しかった。
ザクロが深みがあって甘く一番気に入ったのだが、タイミング悪く、大きなサイズの瓶しかなく、
今回は二番目に良かった季節限定の「桜」を購入。

OSUYA飲む酢「デザートビネガー」

ほんとは酢が苦手な私。
酸っぱさを人より強く感じるように思う。
それに、酢はむせて咳き込んでしまうので、酢のものもあまり食べないのだ。

しかし、酢が身体に良いとは昔から聞く。
飲んだほうがいいのはわかっている…。

この「デザートビネガー」は酢の尖った感じがなく、とても自然な酸味。
オレンジなんて、もう酢を感じないくらいフルーティー。
砂糖は入っていないというのに甘く、とっても飲みやすい。

「桜」は5倍希釈にすると、ほのかな桜色になり、美しい。
原材料に、桜の花、桜の葉と書かれているだけにとても自然な香りと風味を楽しめる。
飲みやすいわぁ〜
…とコクコク毎日飲んで、もうちょびっとしか残っていない!!

希釈して飲めるというものの、ちょっとお高めのこのお酢…
ん〜〜
でもたぶん、また買っちゃう!
今度はザクロが欲しいな。
でも、また季節限定ものに流されちゃうかも〜〜
posted by める at 18:18| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

これぞ!映画「ラ・ラ・ランド」



観たいと思っていた映画「ラ・ラ・ランド」、やっと鑑賞。

ん〜!さすが。
これは各賞を受賞しますわ!
「映画を観た!」という気持ちを満たしてくれる。
古き良き黄金時代の映画の醍醐味と
現代のお洒落で粋なエッセンスが両方、存分に味わえる。

ミュージカルなんだけど、オリジナルなだけあって
映画の良さを最大限に見せてくれて、すごい。
もちろん舞台でも上演可能だと思うけど、
映画ならではの数々の演出が光っている。

ストーリーは至ってシンプル。
話の展開が曲にのせて、どんどん進む。
ミュージカルだけど、不自然な感じがなく、リアリティが濃い。
その境目が見事。

冒頭の渋滞した高速道路で数珠つなぎになっている車の中から次々に人が出てきて歌い踊るシーンはとても痛快。
だって、渋滞なんて一番つまらない時間だものね。
すごくたくさんの人が、本当は集まっているのに、それぞれ自分の車の中でイライラしてるだけ。
それが、こんなふうに一瞬にして素敵なステージになるなんて魔法のよう。
逆に、見慣れた日常もミュージカルのワンシーンになるんだ、と気づかせてくれる。
映画館から出てショッピングモールの通路を歩く足取りは、いつもより軽やかになり
背筋もピンと伸びて、少し背が高くなった気分だった。

*********
【注意】ネタバレ含みます。


主役二人が歌もダンスも芝居も上手い。
相当、努力しているのだろう。プロだなぁ。

夕暮れの高台のベンチで座って、ミアがなぜか靴を履き替えるなぁ?と思ったら
いきなりタップダンスが始まるのだけど、
そのあたりの“段取り”の見せ方も上手い。
靴の脱ぎ履きの仕草が、とても美しいのが素敵だ。
セブが子供っぽくミアの足に砂をかけたりしてじゃれるのも微笑ましい。
そして、何よりローケーションがいい。トワイライト、マジックアワーの美しさを存分に見せてくれる。
街の灯りが時々チラチラと輝いて、本物の背景なんだと感じさせてくれる。

ミア役のエマ・ストーンは「スパイダーマン」の時も思ったけど、
目が大きくて顔からはみ出してるみたいね。頬から瞳が落ちそうに大きい。

セブは最初、気難し屋の変人のようで、後からどんどん魅力的になっていく。

二人の出会いは最悪。
お互い対等に言いたいことをズバズバ言い合える関係。
人生を変える存在となったかけがえのない相手。

でもねぇ…
お互いの道を進んで離れてしまうと、きっと遠距離恋愛は難しいだろうと思ったけど
やっぱり5年後には子どもができていたわねぇ…
しかも、そこそこ大きくなっていたから、妊娠期間も含めて考えると、
セブと疎遠になったのは、5年前に離れてから、まあまあ割とすぐだったような…。

しかもミアは女優として成功し、ナニーを雇って、お屋敷住まい。
ご主人も優しそうな人だ。

5年後大女優になったミアの衣装はハイセンスなドレスで、身のこなしもエレガント。

たまたま偶然に入ったお店で、まさかセブに逢うとは…。
心臓が破けそうに鼓動を打っていたのは、これは誰にでもわかるだろう…。

ラストシーン、
演奏が終わり、セブに近寄るミアを最初の時のように無視するかと思いきや、
熱烈なキス!

その瞬間、全てを忘れて昔の二人に戻り、
あの時のようにきつく抱き合いながら口づけられたら…
この甘い幻想はすべての人の夢だ。

もしもセブと別れずに結婚していたら?
一秒のうちに幻想は見る見る広がって、
…やがて現実へと引き戻される。

でも、最後にセブは余裕のある微笑みを見せていたから
きっと彼も幸せに満足した暮らしをしているのだろう。
瘦せ我慢の笑みには見えなかったから。
セブはミアが既婚で子供もいることを、きっと芸能ニュースで知っていただろうしね。

だから、これはハッピーエンド。
二人とも夢が叶って、幸せなのだもの。

でも、切ないよね。
けど、そこがリアルよ。


ラストシーンのめくるめく幻想のシーンで
影絵のような表現があり、
幾原邦彦さん監督のアニメ「少女革命ウテナ」を想起した。
「ラ・ラ・ランド」のような作品も日本だと、きっとアニメで製作されるような気がする。
きっと、もっと内面を深くえぐって。

でも、ミュージカルの良いとこ取りをしたような演出の映画「ラ・ラ・ランド」は
こりゃやっぱりすごいし、上手い!
秋浜悟史先生がご存命で、この映画をご覧になったら…なんておっしゃるだろう。
指導してもらっていた時の先生のお年を超えてしまったよ、いつの間にか私。

posted by める at 17:23| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする