2017年04月07日

花粉症薬の進化

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裸木のように見えたコブシの枝に
白い花がパッと手品のように
いくつも咲いて春を告げ
桜の開花に気もそぞろ
暖かな陽光、髪を乱す春風

この良い時候は毎年、嬉しくも辛くもある。
花粉症とかアレルギー性鼻炎とかいう呼び名がない頃からこの時期はくしゃみや鼻水に悩まされてきた。
子供の頃は、毎年この時期に長引く風邪を引く体の弱い子として3学期はかなりの日数を欠席していた。
未熟児で産まれたこともあり、母が用心してくれていた。

花粉症との付き合いは長い。
いろんな薬を飲んだが、今年処方されたオロパタジンという抗ヒスタミン薬の効き目に驚いている。

これまで花粉症の薬は服用してから効果が出るまでに時間がかかるので、シーズン前から準備して飲み始めなければならなかった。
ところがこの薬はすぐに効果が実感できる。
今年は花粉が多いつらい年だが、この薬のおかげでずいぶん助かっている。
本当に、良い薬ができたものだ。
それだけ花粉症に悩む人が多いのだろう。

ただ、体質にもよるらしいのだが、この薬を飲むと眠気がくる。
朝と就寝前の1日2回服用で、夜はともかく朝から眠くなるのは、ちょっと困る。
困るのだが…
私は車の運転をしないし、仕事も今は春休みだし、
この良く効く薬を手放せない…

て…ッ…手放せ…ない…ぃぃ…っ…
posted by める at 15:06| Comment(10) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

高齢者向けメニューの傾向と対策…

義母が脱水症状でダウンし、ここ一週間ほど、主人の実家へ通っている。
本来、入院したほうが良いくらい血液検査の結果は悪かったのだが、同居する義父も要介護2の状態でお世話が必要なのでと義母は入院を拒み、往診で点滴をうけることになった。
毎日の点滴が効いて、まだ油断はできないものの快方へ向かっており、ひとまずは安心。
 
義父母宅は我が家からは自転車で10分程度と近いのだが、
連日の炎天下、お昼と夕食を作って届けるのはなかなか大変。
 
とにかく献立に悩む。
子どもたちにうけるメニューなら、すぐに思いつくのだが、
高齢者向け、さらには食欲をなくしている病人にも口にしてもらえる食事となると…
 
それでも数日、続けていると傾向と対策は会得できてきた。
 
●のどごしが良いもの。(素麺、山芋とろろ、とろみのあるもの)
●生姜やネギの薬味で食欲アップ。
●水分を多く含むもの。(煮魚、焼きなす、スイカ)
 
このあたりを狙うと、だいたいヒットする。
初期に用意したサンドウィッチは出した瞬間の義母の表情で
ああ、これは外してしまったなぁ…と後悔した。
初期は、おにぎりすらダメだった。
 
外してしまうと用意したものが余るので、必然的に自分の食べる分が増える。
すると…
結構、身体を動かして連日、西へ東へ炎天下に移動しているのにも関わらず…
痩せないっっ!!!
 
せっかく努力してるんだからぁ〜〜
この機会に、ちょっと脂肪を燃やしたいんだけどぉ〜〜?
 
世の中は、ままならないわねぇ…
posted by める at 09:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月12日

痛みのない世界へ

かかりつけのクリニックでレントゲンを撮って
状態の悪化が素人目にも明らかなのに、愕然。
耐え難い腰痛はぎっくり腰のせいだけではないだろうと思っていたが、やはりと合点がいった。


「薬も飲んでもらってますしねぇ。
後は注射がありますがーー。
どうしますか?打っときますか、連休前だし、ね。
それとも、我慢しますか。」

と白衣の先生。

我慢ならない激痛に耐えるのに疲弊し、
痛みのない世界に憧れたけれど、
いざ、その招待状を手にすると怯え、後ずさり。

「一度、楽を知ってしまうと、頼ってしまって
もう戻れないような気がするんですが…」

正直に不安を告白したが、先生はカラリとした笑い声を上げ

「ハハハ、そんなことはないですよ。」

「・・・じゃあ、一度、試しにーーー
打ってみます。」


そう答えると、すぐに診察室のベッドにうつ伏せになるよう指示された。


「四ヵ所に注射します。」

消毒液を含ませたガーゼで私の腰を拭きつつ、看護師さんが告知する。

・・・四ヵ所も・・・とやりきれなく思う間もなく、
医師は慣れた様子で

「はい、もう始めますよ〜」と針を刺した。


麻酔の細い注射針が腰の中の
神経に近い所へと近づき
気持ちの悪い痛みに思わず呻く。

「く…あ、、」

声にならない声が漏れる。
痛みそのものは元々の腰痛の方がひどいので、もはや大したことはない。
気持ち悪いのだ。

直接、神経に触れられている感じ。
本来、ここまでは誰も手が届かないはずのところまで侵入されている感じ。


「終わりましたよー」

と声をかけられて、さっさとベッドから起き上がりたかったが
そうすぐには無理だった。
妙なふらつきと、ふわふわした感覚。

麻酔を打たれるのは抜歯の時以来かも。


ヘンな感覚は一日、続いた。
ピリピリとわずかに痺れる舌先。
足元がおぼつかないような頼りなさ。

しかし確かに、痛みは格段に減っている。
体が治っているわけではない。
痛みの感覚が脳にまで届かないようにブロックされているだけだ。

それでも、時々「痛い」と思うことがあって、
きっとこの痛みは注射を打つ前なら
「うああぁっ…っ!」と悶絶絶叫していた激痛なのだろう。


楽に体を動かせるようになった有難味も感じる。
いつまで薬効は続くだろう。


「また痛くなったらいらっしゃい。」


先生の優しい言葉が、なんだか怖い。

治らない病気だと言われているけれど
昨夜は本を読んで、ちょっと腰痛体操もしてみたりして。
これ以上悪くなりたくない。
だから、これまで生きてきた「姿勢」変えなくちゃ。
腰を立てて、シャンと立ちたい。
posted by める at 16:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

認知症に抑肝散、効果あるようだ

2008年、ちょうどリーマンショックの時期に二度目の脳梗塞を起こした母。

父の献身的な介護や、デイサービスで過ごす楽しい時間のおかげで

認知症を患いながらも、そこそこ元気に、明るく毎日を送れている。

 

ところが、2ヵ月前くらいから幻視の症状が現れた。

「父親」が家にいる、と言うらしい。

 

80才の母の父親は、もちろん既に亡くなっている。もう40年以上前に。

この時点で、母の発言が異常だとわかる。

 

夜、母がトイレに行く際には、父が介助をしているのだが、

それは自分の「父親」がしてくれている、と母は言うらしい。

懸命に介護をしている父としては、

「何、言うてるんや!俺がやってるんやないかい。」

と言ってしまう。

しかし、「父親」が見えている母には、それは認識が食い違うため

頭から否定され、気分を害する。

そうして、父と母の関係性が次第に悪くなっていってしまった。

 

「夜中にトイレに連れて行ってくれる男性」=自分の父親

そうイメージするのは、割と自然で理屈は通る。

 

父も、もうちょっと余裕をもって

いったん母の話を受け止めて、「そうか。」と言ってから

じわっと、現実へ話を修正していけば正面衝突は避けられるのだが。

母も、「父親」がいるのはおかしい、ということは一応、理解できるのだ。

しかし、現に母には見えているのだから、おかしいと言われても困るし混乱する。

 

最初、夜中だけ見えていた幻視が、次第に昼間にも現れ、

「誰かいる」と家のあちこちを母が探すようになり、

かかりつけ医に相談したところ、市立病院での診察を勧められた。

 

すると、これまで飲んでいた薬のうち

デパスをやめるように指示された。

 

デパスは効果のある良い薬なのだが、長期服用すると幻覚などの副作用が現れることもあるという。

母はもう4年半も飲み続けているので、この影響かもしれない、とのことだった。

しかし、デパスを急にやめると反動がくる。

以前、かかりつけ医からもデパスを減らす試みがあったのだが、急に調子が荒れ始め

慌てて元の量に戻したのだった。

だから、今回、1週間くらいかけて徐々に減らしていくことになった。

 

同時に、漢方薬である抑肝散が処方された。

(医師による効果の詳しい記事は↑上記リンク参照)

 

抑肝散は、元々、子どもの夜泣き止めなどとして用いられていたが、

近年、認知症の幻覚に効果があることが認められた漢方薬。

身体にも穏やかだし、これは期待できそうだ。

 

やれやれ、これで安心かーーと思いきや、

デパスを止め、漢方薬を飲み始めて1週間経った頃、

急激に母の調子が悪くなってしまった。

 

・昼でも幻視が起こる。しかも、かなりはっきりとリアリティーを持って見えている様子。

・夜も何回も目を覚まし起き上がって、幻視を見ていて不眠状態。

・麻痺のある右手の動きが急に悪くなり、自力で食事ができなくなった。

・ろれつが回らなくなり、しゃべっている内容が意味不明になった。

 

少し前まで、母は自分で麻痺がある右手で箸を持ち、食事ができていた。(こぼすけど)

会話も、十分ではないものの意思疎通はできる状態だったのに。

 

父は、脳梗塞再発の兆しか!?と慌てて、かかりつけ医へ母を連れて行ったのだが、

その日は特に処置なし。

 

そうしたら、翌日からこれまた急に幻覚がなくなり、夜、安眠するようになった。

手や言語能力の方も、徐々にましになっているようだ。

 

今では、もう全く「父親」の姿は見えないらしい。

「あんなに『誰かいる!』って言ってたのに、なあ?」と父が言うと

母は笑って「そうやなぁ〜!」なんて言うらしい。

 

先週、市立病院で2度目の診察を受けた。

医師は、これを「デパスをやめた反動」だろうと説明した。

アルコールと同じく、急にやめると離脱症状が出るのだ。

抑肝散の効果が表れているようなので、このまま続けてみるように、との指示だった。

 

父は

「あの漢方薬はすごいなぁ!あんなに効くものとは・・・」と感嘆の声をあげている。

もう少し、早めに抑肝散に切り替えておけばよかったとさえ思う。

 

認知症でいよいよボケてきた、と諦めたりせず、

受診して、いい薬を処方してもらえて、本当によかった。

80才。

年齢も年齢だけど、それでも

できるだけ、心身共に健やかに、質の良い生活を維持してほしいから、ね。

 

 

※2013.11.4追記

 

母が抑肝散を服用したのは3ヶ月程度で、現在は飲んでいません。

薬全体が以前の半分の量に調整し直され、かなり減ったのですが、

かえって、それが良かったのか、

ここ最近は大変、調子が良く、気分もすっきり、

思考もずいぶんすっきりしていうようです。

体重の減量にも成功し、わずかな距離ながらも自力歩行ができるようになりました。

(転ばないか、たえず見守っていないといけませんが)

 

以前は異常に食欲がありました。

今から思うと、それも脳の機能の方に問題があったか、

或いは、薬の副作用だったのか、とも思います。

今は、年齢相応の食事量で自分から箸を置きます。

 

脳梗塞で倒れて以来、今が一番、状態が良いようです。

本人もそう感じているようで、体調に自信を得ている様子。

それだけに転倒などのケガが心配になりますが…

 

とりあえず、調子の良い今を大事に生活してほしいと思います。

また何らかの困った症状が表れたら、それに応じて対処しけばいいかなぁと思っています。

 

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posted by める at 19:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月24日

「奥さま、大丈夫でございますよ」

3週間ほど前から、左足に痺れを感じ始め、

普段あまりない頭痛もしたので少し心配になり、

脳神経のクリニックを受診した。

 

脳梗塞を患った母のことがなかったら、そこまで大したことだとは考えなかったかもしれない。

母のおかげで脳梗塞についての知識を少し持っていた。

自分の症状が、それに割と当てはまると思った。

それに、脳梗塞は遺伝の要素もあるのだ。

 

脳細胞のどこかが死んで、自分の能力の何かが失われるのかもしれない。

記憶の何かを、思い出せなくなるのかもしれない。

 

実際に母の病状を見てきただけに、具体的に想像できてしまう。

残る能力も多いはずだ。

たぶん、死にはしない。

悲観的になることはない。

だけど、・・・・・・失くしたくない。身体的な能力も、これまでの記憶も。自分が誰であるかも。

 

首と腰の骨のレントゲンを撮り、異常がなかったため、頭部のCTを撮った。

こちらも異常なしで、脳腫瘍、脳梗塞はないとの診断。

念のため、もっと細かく映るMRI(MRA)を、別の画像診断専門クリニックで撮ることになった。

この機械は大阪に何台もないそうで、予約を取るのが大変らしい。

 

うまい具合に予約が取れ、昨日、行ってきた。

実際、患者が常に3〜4人、待合室にいる状態で、

次々、休みなくMRIの機械が作動していた。

 

経験者はご存知だろうが、

MRIの機械ってのは、非常に不快なものだ。

仰向けに寝かされ、頭を固定され、「15分間、動かないように」と念を押されて

窯の中へ入れられる。

閉所恐怖症ではない私ですら、なんとなく、すっごーく嫌な気持ちになる。

 

その上、

ガガガガガ!!!!

ギギギギギギ!!!!!

ピキョーン!ピキョーン!!

と尋常ではない騒音が続く。

せめてもの緩和にヘッドホンをかけられ、リラクゼーション音楽が流れるのだが、

その曲がかき消される勢いの、ひどい騒音。

 

非常にストレスの高い状態の脳内が映しだされるんだろうな〜〜〜と

身動きのできない状態で悶々と過ごす。

ところが!

人間ってのはえらいもんで、最初の5分くらいは耐え難くても、

徐々に、「ああ、うるさいな〜」くらいになり、

12分くらい経つと、眠気さえ感じてしまうのだ!!

ようやく慣れた頃の15分後、検査は終了。

 

大きな袋に入れてもらった画像を手に、その足でクリニックへ。

貼り出されたたくさんの画像を見ながら、先生が説明をしてくれる。

さすがMRI!すっごくきれいに脳が映っていて、気持ち悪いくらい!

脳内を巡る血管の様子までも、すんごくきれいに撮れていた。

なんで、こんなのが映せるんだか、ね〜〜

すごい技術だね。

ここまできれいに撮れるんだったら、騒音と閉所感を我慢する値打ちあるわ。

・・・・・実際、やってる時はすごく苦痛だけど。

 

「はい、これも異常なし!

 これで脳梗塞を起こしているということは、あり得ません!」

 

先生がきっぱりと言ってくれた。

 

「奥さま、大丈夫でございますよ。」

 

風貌に似合わない紳士な言葉をかけられ、ちょっと笑いそうになる。

じゃあ、やっぱりいわゆる更年期障害ってことなんでしょうか?と言うと、

先生は、これまたはっきりと首を振った。

 

「違います。更年期じゃないですよ。

なんでも更年期のせいだから、と思ったらダメです。いいですか?

フラッとめまいがして、頭痛としびれがあるのに、近所の人に

『更年期よ〜』と言われて、ああ、そうか、とそのままにして亡くなった人はいるんですよ。」

 

・・・・・うんうん。

だから、私も診察を受けて検査したんじゃないですかー

・・・・・と思ったが、素直に聞いた。

 

先生の見立てでは、末梢神経が傷ついているためだろう、ということでビタミン剤が処方された。

 

相変わらず、左足はじんわり痺れている。

そう、すぐに治りそうもないが、とりあえず重篤な病気の可能性が消えて安心できた。

・・・やれやれ〜

 

ご心配おかけしました。

痺れは、まだスッキリしないけど、気持ちは軽くなったので

元気出していきますよ!!

 

※追記

足のしびれは坐骨神経痛によるものでした。

頭じゃなくて腰に原因があったみたいです。

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posted by める at 16:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする