2016年03月23日

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編2
YouTube: 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編2

 

遅まきながら観てきました!

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

今週末でもう上映が終わっちゃうんですよ。

ギリギリのタイミングで、ようやく映画館へ行けました〜

だってね、主人が一緒に行ってくれるみたいなことを言ってくれたんですよ。

少なくとも私には、そう聞こえんたんで、混雑がましになった頃を見計らって声をかけたら、

「え?そんなこと言った?」

 

なぜだか、私の周りにはスターウォーズを観に行きたいという人が居らず、

人生二回目の一人映画館。

なんでだろう?

私なんかは、スターウォーズはやっぱり映画館で観たいけどなぁ〜!

 

さて、今作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は

エピソード全9部作中の7つ目。

主人公は「レイ」という女の子。

これまでの物語の流れも汲んでいて、登場人物もかぶるが

章が変わるので、新しい気持ちで観ることができる。

 

そして、このレイの章は3部作なので、まだまだ続きはあり、今作は導入部分。

謎を残すレイやカイロ・レンの幼少期の詳細がとても気になる。

 

有名作品のシリーズなので、賛否両論いろいろあると思うが、

私は好きよ!こういう派手な映画。

2000円のチケットを払って、大きなスクリーンで観る価値のある作品だと思うわ。

 

時間の都合で吹き替えでしか観れなかったんだけど、

かえって良かった!

字幕を追う必要がなく、画面の隅々までじっくり楽しむことができた。

なかなか細かい芸を挟んでいるので、字幕だったらたぶんそれに気づかず、十分には楽しめなかったかも。

 

とにかくお金がかかっているし、

よ〜く作り込んでいるのが、私なんかが観ていてもわかる。

脚本も上手いし、演出というか見せ方も上手い。

 

よくよく考えたら、ストーリーとしてはベタと言えるんだけど、

アメリカ映画なんだから、正義が勝って、メインキャストはほとんど生還がお約束なのはむしろ安心感。

そこはそれでいいと私は思うのよね。

 

しかし、そのお約束の中で一人荒ぶるカイロ・レン!

お前は一体、何がしたいねん!?とツッコミたくなるほど軸がブレブレ。

ダース・ベイダーの後を継ぐ者として、黒マスクをかぶっているが、

マスクを取ったら、めっちゃ普通の男の子。

すごい面長だけど。

こいつがなんかやたら色々迷って、病んでいて、

同僚のおじさんにも苦笑される状態。

強大で残忍と思いきや、最後にはレイに負けてたし・・・・

でも、レイの潜在的な力に気づいていたのに、その覚醒に手を貸すような感じだったし・・・

とにかく謎。

次作以降、その辺の謎も紐解かれていくんだろう。

 

このカイロ・レンは、ハン・ソロとレイア姫の息子。

ルークの下で修業していたらしいんだけど、どこでどうひねくれてしまったのか…

暗黒面に堕ちてしまったのね〜〜

 

ハン・ソロのハリソン・フォード、すごくお元気でお茶目で可愛くって。

やっぱり好きだわ〜!

飛行機墜落の事故のニュースを聞いた時は、とてもショックで心配だったけど、

元気に動き回る姿が見られて、それだけでとっても嬉しい。

もちろん、お年はお年で、なんかね、ちょっとしたリアクションなんかも

ジジイくさい瞬間があるのよ。

でも、それが逆に可愛くて…!!

 

レイア姫も登場した瞬間は、貫禄の凄さに驚くけど、

時を重ねた今までの時間の存在も物語の中でしっかり感じさせてくれるので

彼女の健在ぶりにジンと感動する。

 

レイも二人の娘なんじゃないの?って最初、思ったんだけど、違うっぽい。

気品漂う顔立ち、受け継ぐフォースの力・・・

彼女の出生の秘密は今後の話の要かも。

 

BB−8というボールを2つくっつけたようなロボット(ドロイド)が、すごく可愛い。

機械音でしか話さないのに、何を言っているかなんとなくわかるし、

首をかしげる仕草に表情さえ感じる。

すごく絶妙に作られているわ〜!

 

本来、私はバンバン戦って、人がたくさん死ぬような映画は好きではないのだけど、

スターウォーズは、必要以上に生々しく見せないのがありがたい。

戦場の過酷さはきっちり描いていて、その辺のバランスも上手く取れている。

子どもも含む万人が観る映画だしね。

 

ストーム・トルーパー(敵方の白いヘルメットの兵隊)だったフィンが、

生まれ故郷の村を皆殺しにする作戦に参加する中で、戦えなくなり

一か八か命がけで脱走するのだが、

筋骨隆々の黒人の若者なのに、ものすごく怯えていて、ダラダラ汗を噴き出しているんで

悪の組織「ファースト・オーダー」に対する彼の恐怖が伝わってくる。

ホラー映画は登場人物が怖がって、恐怖に引きつり、金切り声を上げるから、観客は怖い。

それと同じ効果を感じたわ。

そんなフィンも終盤にはすっかりヒーローになっていたね。

 

メインテーマの音楽を映画館の大音響で聴けるのも醍醐味。

劇場上映に間に合って、ほんとによかったわ。

posted by める at 19:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

映画「素晴らしき哉、人生!」

新午前十時の映画祭で観た「素晴らしき哉、人生!」が、とても良かった。

1946年アメリカ公開の不朽の名作。

もちろんモノクロ作品。

原題は「It's A Wonderful Life」

邦題がねぇ…年代物っぽい風情が出てしまっていて、なんだか古臭い映画のような印象を与えてしまうと思うが、

この映画こそ、若い人に、若いうちに観てほしい。

迷いながら生きる若者に生きる指針を与えてくれる、とても良いテーマの映画。

 

世界一周旅行の大きな夢を持つ主人公。

だが、町を出ようとするたびごとに、どうにもこうにも出ていけない事情ができてしまい、

平凡な人生を送る…

そんな彼がトラブルにより自殺に追い込まれるーーーと、そこへ年老いた天使が現れ…

 

いや、この天使がなんとも人の好さそうなおじいちゃんで、とても天使には見えないのが面白いのよ。

主人公は絶望していて、「生まれて来なければ良かった!」と口走る。

自殺しようとしているくらいなので、自身の存在がとてもちっぽけで、つまらないように感じてしまっているわけだ。

そんな彼に、天使は彼がいない世界を体験させる。

すると、町の様子や人間関係は今とは全く違う。

平凡に生きてきたつもりの彼だが、自分がいたことが、どれほど大きな意味を持ち

多くの他者の人生に影響を与えているかを痛感する。

 

そして素敵なハッピーエンド!

心がじんわり温まって、ほろり泣ける。

私、こういう映画が一番好きだわ。

そんなに多くの本数の映画を見ているわけではないけど、

一番、好きな映画に出会えた。

 

主演のジェームス・スチュワートもいいのよね〜〜!

美男子過ぎず、普通な感じでカッコイイ。

 

劇中、主人公の弟が撃墜王として勲章をもらい名誉の帰郷をするというエピソードが入るんだけど、

それって、日本の軍艦や零戦、あるいは町を攻撃してやっつけたってことなわけで、

ちょっと微妙な気分に観ていてなる。

しかし、戦争ってのは勝てば官軍。

終戦の翌年にアメリカはこんな名画を製作、上映しているわけで…

負けた日本は食糧難にあえぎながら戦後復興に必死、映画どころではなかったはず。

 

人間、生きていたら一度や二度は大きな壁にぶち当たり、

生きる希望を失ってしまいそうになることがある。

そんな時に、この映画を観ていたら、

人生には何が大切か、何が自分を助けてくれるかを思い出し、

もう一度がんばって踏みとどまる力を持てそうだ。

だからこそ、若い人に見てほしい。

時代がかったタイトルもご愛嬌よ♪

posted by める at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月27日

映画「ロボコップ」

『ロボコップ』映画オリジナル予告編
YouTube: 『ロボコップ』映画オリジナル予告編

 

洗濯物をたたみながら、なんとなくWOWOWにチャンネルを合わせると

「ロボコップ」が始まったところだった。

 

あ〜、ロボコップね。

面白いかも。

 

昔のロボコップの映画をイメージして見始めたが、

放映されていたのは昨年2014年公開の新しい「ロボコップ」のほうだった。

 

昔の「ロボコップ」は明快で楽しめる映画の印象だが、

この「ロボコップ」は画面が、やたらと暗い。

そして、もう… もう…

ひたすら・・・・・つらい!!!

観ていて、ずーーーーっとつらいのだ。

 

あまりにもつらくて、かえって目が離せない。

「ロボコップ」って、こんな話だっけ?って思うくらい。

 

そう言えば、昨年、映画が公開された時、

「とにかく暗い」と不評の噂を耳にした。

 

その時は、「へ〜」としか思わなかったんだけど、

実際、観てみると、…なるほど。これは興行的にはどうなのかなと心配になる。

 

しかし、面白くない映画ではない。

私はめちゃくちゃ引き込まれた。

 

とにかくね、なんか妙にリアルなのよ。

ロボコップなんていう、そもそもアメコミ的なものを、めっちゃリアルに取り扱っているの。

 

ロボット製作会社の思惑、

上院議員とのモラル討論、

それを伝えるニュースショー、左右される世論、

・・・そういう大枠のところから、きっちりと固めて、

 

事故に遭い、目覚めるとロボットの体にされていた主人公のショック、葛藤、

「ご主人が助かる方法は一つしかない」と選択を迫られ、ロボット化に同意した奥さんの心情、

会社側に改良をせっつかれ、無理難題を押し付けられる博士の苦労、

・・・とにかく、全員がつらいのよ〜〜〜

 

要するにね、

ロボコップなんて本当に作ったら、えらいことになりまっせ!?って映画なの。

 

でもねぇ…

いろんな技術の発展で、ロボコップのようなものを作れてしまう未来が

もしかしたら、近いのかもしれない。

そんな予感のする現在に警鐘を鳴らす・・・そういう意味で、この映画はすごい。

 

ロボコップという荒唐無稽なキャラが、

20年以上の時を経て、「ありえなくもない」ところまできている。

そこを丁寧になぞったら・・・ものすごーーーくつらい映画になったということだと思う。

まぁ、とにかくいろいろかわいそうで観ていられないくらい、つらい。

胸をえぐられるわ〜〜〜

 

ちょっとグロテスクな映像もあるんだけど、

とにかくインパクトの大きい映画。

予想を大きく裏切られて驚いたけど、

一周回って、なかなか面白かったわ〜

posted by める at 19:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月23日

映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』

先日、WOWOWをたまたま見たら、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』をやっていて

懐かしかった。

タイムマシーン、

落雷のタイミングに合わせないといけないハラハラ感、

両親の恋を成就させる手助けに苦心するドキドキ、

新旧音楽の使い方の面白さ、

…改めて観てみて、やはり面白い!

ラストシーンは、シンデレラストーリーのように痛快だし、

ドクが新型のデロリアンでやって来て、慌ただしく未来へと旅していく締め方。

最後の最後までビックリドキドキハラハラさせてくれて、それをスカッとした快感に変えてくれる。

すごく良くできている作品だ。

観終わって、「あー!おもしろかったなー」って素直に思うもの。

 

今年2015年10月21日は、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の映画の中で行った「未来」にあたるとニュースで聞いて、

あ、だからWOWOWでやっていたのかーと思うと同時に、

1985年の12月に日本で公開されて、確かお正月くらいに満員の映画館で封切を観たのを鮮明に思い出し

あれからもう30年も経つのかーーーと驚いた。

 

それこそ、まるでタイムマシーンで飛んだようだ。

なんだか、あっという間だった気もするけど、

もちろん、あれこれあったし、当時とはいろいろ変わっている。

 

30年前の私が、今の私の生活を見たら、

それは驚くだろう。

予想もできない未来に違いない。

 

30年前にはもう既に主人と出会っていた。

映画を観に行ったのも、確か主人とのデートだった。

でも、その後、ちゃんと結婚できて、子供も生まれて

今の家に住んで、こんな生活をしているなんて、

ハタチくらいの私にはビックリだろう。

当時の主人はまだ入社したてのペーペー社員だったわけだし。

出世するんだか、どうだか、未来なんて全然見えなかった。

 

当時の私は、自分が幸せになれる自信がなく、

だからこそ、幸せになりたいと切望していた。方法もわからないまま。

 

なんだかんだで、結構幸せな人生よ、とあの頃の私に教えてあげたい気もするけど、

ハタチの私は、きっと30年後の自分になんて会いたくもない!とゾッとしてたと思うので

タイムマシーンに乗って、わざわざ会いに来たりはしてくれないだろうな。

posted by める at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月24日

映画「カサブランカ」

次女と観る「午前十時の映画祭」

 

「ローマの休日」、「ライアンの娘」「風と共に去りぬ」と続いて、先日観たのは

「カサブランカ」

 

傑作と名高い名作中の名作。

一度は観ておきたいと思って出かけたが、

いやぁ〜〜〜、すごい!!

名作と言われるのも当然。完璧!

観終わった後の満足感の高さと言い、これまで観た映画の中で文句なしの最高。

 

★登場人物が全員、大人。

舞台は、第二次世界大戦が始まった頃、(1942年製作・公開)

ヨーロッパで勢いを増すドイツの支配からアメリカへの亡命を試み、旅券を求める人たちであふれるフランス領モロッコの都市カサブランカ。

 

ドイツ軍に陥落されたパリから逃げた人たちは皆、元々は富裕層だが、なかなか発行されない旅券を待ってカサブランカで足止めを食らう。

高額を支払えば、旅券を手に入れられ、すぐにでも飛行機でリスボンへ飛べ、アメリカへと渡ることができるという闇ルートもあるくらい、皆、のどから手が出るくらい旅券が欲しい。

 

物語のほとんどが主人公リック(ハンフリー・ボガート)の店の中での出来事で綴られるが、

その店が人々の焦りや逼塞感の吹き溜まりになっているのが、とてもうまく描写されている。

 

怪しい話を持ちかけてくる人、スリ、賭博、イカサマ…

本音と建て前、

全員がそれぞれの事情を抱え、カサブランカに集まっている。

このまま、アメリカへ逃げることができずに、故郷でもないこんなところで死んでしまうんじゃないかと不安に思いながら。

その辺りの心情が画面からにじみ出るように描かれているので、登場人物一人一人に命があり、

とってもリアリティーがある。

 

★スリルでドキドキ

そんな中、主人公リックが旅券を手に入れてしまう。

観客はそれを知っているので、警察官からの尋問をかわす無表情のリックを見ながら、ハラハラする。

 

★ハードボイルド!

ところがリックはこれまで数々の修羅場を越えてきた男で、警察や軍にも物おじしない。

つか、ラストシーン、躊躇なく最小限の動きで少佐を射殺する姿は…

これぞハードボイルド!

圧倒的な迫力があるし、文句なしにカッコイイ。

 

★切ないラブシーン

そんなリックをメロメロにしたのは、美女イルザ(イングリッド・バーグマン)。

パリでラブラブだった二人だが、イルザが急にリックの元から去って、それっきり…。

今もまだその傷心を残すリックの前に、イルザが夫ラズロと共に現れる…!

 

★名台詞の数々!

「昨夜はどこにいたの?」
「そんな昔のことは覚えていない」
「今夜は会ってくれる?」
「そんな先のことは分からない」

・・・カッコええなあ!リック!!

今もイルザを忘れきることができずにいるリックは、女の子と遊んでもそんなふうにかわしてたのよねぇ…

なのに、イルザと愛を交わす時は、すごく情熱的な瞳になって…

いや、もう…これはやられますわー

 

★ラストシーンの展開が見事。

何重にも仕掛けられたトラップ。

ハラハラの末、ものすごくきれいに締めくくられ、見終わった後の気持ちがとてもいい!

良い映画を観たなぁ…という気持ちでいっぱいになる。

脚本、すごいですわ。

 

★プロパガンダとして秀逸

映画が製作・公開された1942年はアメリカが第二次世界大戦に参戦した年。

我が物顔で人々の権利や人生…全てを蹂躙していくドイツのゲシュタポを描き、

随所に、それに抵抗する主人公たちの姿を織り込む。

 

ラストで、霧のかかる空を飛んでいくラズロとイルザが乗る飛行機。

その白いライトは、アメリカへ向かう二人にドイツの謀略、進軍の阻止を託す希望の光に見える。

この映画を観た当時のアメリカの人たちの多くは、

「よし!我々がドイツをやっつけて困っている人たちを助けねば。」と自然に思っただろう。

戦争を肯定する効果的でとてもいい宣伝になっただろうと思う。

 

それはさて置いても、この映画が素晴らしいのは変わらない。

ものすごく上手く作られている。早くも、もう一回、見たいなぁ…と思うくらい。

posted by める at 22:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする