2017年04月24日

PTAは必要か

「PTAに全員強制参加はおかしい。任意加入にすべきだ。」という意見についてニュースになっている。

私は娘の小中学校でPTAに数年間関わって、果ては会長にまでなったが、
その間ず〜〜〜っと強いストレスを絶えず感じていた。

私だけではない。やりたくてPTA活動をしている人はまずいない。
責任感の強い者が、推されて、自分の時間を削って関わっているのだ。

たくさんの人が寄り集まる場なので、人間関係のストレスがどうしても生まれる。
気の合わない人とも顔を合わせ、話し合わねばならない。

「そんなに負担が大きいのなら、いっそPTAなんてなくなればいい。」
任意加入になれば、どんなに楽だろう。
PTA会費だって払わなくて済むのだ。

そう考える人が出てくるのは当然かもしれない。
しかし、PTA改革案を提出したが否決されたとニュースでは書いていた。

もしも任意加入になったら、「それでも私は入る!」と言う人は少ないだろう。
PTAに加入する人はほとんどいなくなり、
実質の運営は困難になる。

「PTAなんて何をやっているのか、わからない。あっても、なくても変わらない。」
そう言う人もいるだろう。

献血、給食の試食会、
PTAへの図書の貸出、手芸の一日講習会、社会見学、
夏祭りやお餅つき大会、親子バレーボール大会などの開催、
ベルマーク収集、
そして、子どもの通学の安全見守り、祭礼時の見回り…等々
PTAは様々な活動をしている。

「そんな行事には参加しないし、第一、働いているから時間もない。」
という人も多い。
しかし、卒業式に生徒の胸飾りのカーネーションの花や、印鑑などの記念品贈呈、
紅白饅頭の祝いの品、
お世話になった先生方へ贈呈する花束などもPTA会費から出ている。

そういうのが、全くなくても、無ければ無いでなんとかなる。
でも…あったほうがいいよね。
「あったほうがいい。」と考えた先人がいたから、今それがある。

だって、個人でそれをするのは難しい。
希望者だけでするったって、それの取りまとめも大変よ〜。

PTAを任意加入にすると成り立たないのは、単に人数が減って運営ができないからではない。

「地域の子どもは、みんなで一緒に育てよう。」という精神が崩れるからだ。

学校という小さな社会へ通い、日々様々な経験を重ねる子どもたちが
健やかに成長するのを、みんなで見守る。

忙しいお父さん、お母さんを助け合い、協力し合う。

そのために、学校、地域と保護者が繋がりあう。それがPTAの基本理念。

繋がりあうには、やっぱり顔を合わせて話をする機会が必要だ。
だから、いろんな行事がある。

町会役員との会合も、自腹で会費を払って参加するのは本当にたまらないのだが、
それでも、そこに意味があると思うから出席した。
地震などの災害が起こった時、学校は避難場所の拠点となる。
町会との連携も不可欠になる。
お互い、顔も名前も知らずに、有事に迅速な対応ができるはずもない。

大きな災害が起こると、「絆」という言葉を皆、噛みしめるのだが、
何もない時は、みんなそれぞれ自分のことで忙しい。
絆はただ重いだけのように感じてしまいがちだ。

災害や事故、事件…何かが起こった時、
子どもたちを親が守らなければならないと感じた時、
皆の力を結集させる、その組織を一から作るのではスタートから出遅れる。

現状のPTAを解体して、
そういう機運の高まった、必要性を感じた時に自然発生する組織を待てば、
自発的で情熱を持った組織として、良いのかもしれないが、
…それでも、何百人といる保護者の中からは、いろんな意見が出て、反対の立場の人も生まれるだろう。

昔ながらのPTAの運営では、女性が社会進出する今の世に合っていないのも事実だ。
おかあさんは家にいて、帰宅する子供に「おかえり」と言う。…そういう母親像は古過ぎる。

だからこそ、保護者だけでなく、おじいさん、おばあさん…地域全体で学校と一緒になって
子どもたちをみんなで大切に育てていくことが、今求められているのだが…
言葉で言うほど、人に実際に動いてもらうことは簡単ではない。
しかし、そうしなければならない必要性が、今回のPTA問題でも見て取れる。

きっと、今は過渡期なのだろう。
人は一人では生きていけない。
人は社会の中で生きるのだ。
posted by める at 19:09| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

猫と鴨と桜と

IMG_5365.JPG
桜の枝には今週中にはもう咲きそうな蕾。
猫が水鳥を気にしつつ、池のふちをお散歩。
鴨の夫婦は雛を守って猫へ睨みをきかせる。

うらうらとした春。
時に強い風。
煽られて心、空へと遠く高く。
白い綿雲掴み損ねて、君の手に届かない。
うっすらとした淋しさ、花粉と共に
逃げても追いかけてまとわりつく。
春だから。
仕方ないね。

posted by める at 23:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

NHK朝ドラ「べっぴんさん」→「ひよっこ」

毎朝見ているNHK朝ドラ。
神戸を舞台にした「べっぴんさん」が終了した。

最初、ヒロインすみれがぼんやりとした女の子で派手さがなく、
面白いのかよくわからないまま見続けたが、
じわ〜っと良くなっていった。

神戸のセレブ出身のお嬢様を中心とした話なので、
大阪のガチャガチャ感はなく、おっとりとした上品さが会話に漂う。

…だけど、すみれたちが話しているのは大阪弁であって、神戸弁ではなかったのが
ちょっと不思議だった。
関西弁にも地方によってバリエーションがある。

以前の朝ドラ「カーネーション」は岸和田が舞台なので、泉州弁。
荒い印象だったと思うが、それでもドラマではかなりマイルドな言葉で話していた。
地元出身のほっしゃん、川崎亜沙美さん(次女・直子役 コシノジュンコがモデル)はガンガンにネイティブな泉州弁でまくし立てていたので迫力があったし、見ていてリアリティーがあったなぁ。

それを思うと、「べっぴんさん」ではどうして神戸弁を排除したのか…
すみれは両親が近江出身で生粋の神戸っ子というわけではないとしても、
君ちゃんは神戸の山の手のお嬢様のはず…
…と、そこが最後まで引っかかったが、そんなことは些細な事。
「べっぴんさん」は最後まで見ていて良かったな、と思わせてくれる良いドラマだった。

役者さんたちが若いのに上手い。
主役の芳根京子さんはまだ20才だというのに、「おばちゃん」「おばあちゃん」の演技がしっくりきていて上手かった。
すみれの夫役の永山絢斗さんも、ちょっと変わり者で戦後引き上げて来てから少し病む紀夫を上手に演じていた。
細かいところで感情の流れが伝わるような動きを見せて、役に愛らしさを与えていた。

子供服のファミリアをモデルとした話で、基本的に順風満帆な経営で大きな浮き沈みはないように思うが
それでも色々あったことを時代の出来事を背景に描いていった。
大阪万博の辺りは、当時の実際の映像もふんだんに使用されて、見ていて懐かしかった。

VANは片田舎で育った私も知っていたブランドだった。
カッコイイの代表格から、洋品店の柱に貼られたステッカーの色が褪せてしまうのも見ていた世代だが、
そんな感じの事情があったのねぇ…

商社KADOSYO社長として西岡徳馬さんが登場するたび、飛行機の音をバックにつけていたわりに
ロッキード事件で逮捕されるくだりはドラマで描かれなかった。
秘書の西城君は下手したら自殺することになったんじゃないかなぁ…と思うのだけど。


四つ葉のクローバーはメインキャスト4人の固い友情の証。
だけど、折々に女同士ならではのちょっとしたケンカや行き違いがあったのが一つ一つリアルで面白かった。
既婚・未婚、子どもがいる、いない、子どもに手がかかる、かからない…
それぞれの立場の違いから、カチンときたりすることは、よくあることだ。

それでも4人は最終回も学生時代の手芸部のような和やかさの中で、楽し気に微笑んでいる。
すみれがアイディアを出し、
それをデザインする君枝ちゃんがいて、
さらに型紙に起こすパタンナーとして良子ちゃんがいる。
専門的な知識の裏付けができる明美さん。

時に揉めながらも、お互いを尊敬しあっているからこそ、絆は固い。


中盤、娘さくらの家出ですみれ夫婦が困り果てるという話が結構長く続いた。
思春期の女の子の怖さが真に迫っていて、簡単に話が解決しないのも更にリアルで良かった。

自分の子どもが大きくなった時に、母親となったさくらが自分の娘時代の非行をすっかり忘れたように話していたのも、面白かった。
そんなものよねぇ…

それと、「べっぴんさん」では、登場人物の皆がとても大切に扱われているのが良かった。
一度、別れた人も形を変えて、また登場する。
パッチワークで生地の端切れも全て大切に使うのと似ているような気がした。


さて、明日からは新番組「ひよっこ」がスタートする。
オリジナルの物語だそうで、どんなお話になるのか…
主演の有村架純さんはとっても可愛くて好きなので楽しみだ。

そして、もう一つ…!
主題歌は、桑田佳祐さんの新曲「若い広場」。
明日のオンエアで初公開となる。これも楽しみ!

しっかし、「若い広場」って…ねぇ?
NHKに引っ掛けてだろうけど…懐かしすぎるわっ!!

明日からは半年、毎朝、桑田さんの歌が聴ける♪
ハワイでボーリングばかりしてたわけじゃ…なかったのねっ


posted by める at 11:31| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

ふるさと納税やってみた

前々から気になっていたふるさと納税。
いいらしいと聞くものの、具体的にどうしたらいいのか、いまいちよくわからず手を出せないでいた。

昨年は熊本で大きな地震があり、サザン仲間も被災された。
「ふるさと納税で寄付することもできるよ。
こんなに美味しそうなすき焼き用牛肉↓も送られてくるし!」

【地元ブランド】くまもとあか牛800g(阿蘇王)ロースすき焼用

という情報をもらい、「なるほど…!」と手続きに踏み切った。

被災された友人の小さな力になりたい。
そして…美味しいお肉も食べたい…!
この両方の気持ちが同時に叶えられるなんて…!!
なんて良い制度なんだ。ふるさと納税!

さとふるというふるさと納税サイトを利用すれば、私のような初心者でも大変わかりやすく簡単に手続きできる。

何万円分を納税したら良いかも計算できるようになっている。
昨年度は退職前でそこそこの年収があった主人。
さとふるサイトで調べてみると12万円分をふるさと納税として寄付すると良いとわかった。

日本各地の名産が揃った「お礼品」のページも充実している。
どれもこれも美味しそうで…迷う〜〜

とりあえず…こんな時でなきゃ食べられないようなものを選ぼう!

まずはカニ!好物のカニは絶対!!
そして、昨今値上がりが激しく、なかなか買えなくなった鰻。
昔、福岡の方から送ってもらった明太子が美味しかったよなぁ…
お米も、この際、ちょっと良いのを食べてみたい。
そして、熊本のお肉♪


ワクワクしながら待っていると、明太子が一番に届いた。
福岡県春日市の樽味屋の辛子明太子たっぷり1kg(無着色)

めちゃめちゃ美味しい…!
こんなに美味しい明太子を食べてしまっては、もう近所のスーパーで買えないじゃない…
どうしたらいいのよおぉぉ…と嘆きつつ、白米と共に食べる明太子最高!
冷凍保存なので、少しずつ食べて、まだ冷蔵庫に残している。

その次が熊本の牛肉♪
さっそくすき焼きをしましたわよぉぉ〜
こんな良いお肉でのすき焼き、久しぶり〜〜〜
600gくるので、家族四人で食べても余裕。


滋賀県産【特別栽培米】コシヒカリ5kg×2・【環境こだわり米】ミルキークイーン5kg(計15kg)       
[滋賀県長浜市]
もきた…!

ちょっと待って… なんなの、この美味しさ…
今まで食べていたお米は何だったの?
と言うか…こんなの食べちゃって、今まで食べていたスーパーの特売のお米に戻れるの?!
怖い…怖いわっっ、、、
ミルキークイーン美味しすぎっっ!!


国産うなぎ蒲焼 4尾セット [静岡県吉田町]も大迫力!

鰻だよ〜〜 国産なんだよおぉぉ〜〜〜
久しぶりだよおぉぉ〜〜〜
ミルキークイーンのお米のごはんで食べると、さらに美味しい!

これも冷凍なので、まだ2尾残してるんだ〜
今度、長女が帰ってきたら食べようと思って。


高志の紅ガニ・新湊漁港タグ付(約900g×2尾) [富山県射水市]は不漁だったそうで代替品が届いた。

紅ズワイガニ・孫七タグ付き(約800g) [富山県射水市]
なんと、このタグ付きカニが2杯も!

ボイルしたてのフレッシュなカニ。
その夜はちょうど長女も家に帰って来ていたので、かにすきに。

正直、旅行先の温泉旅館で食べたカニより数段ランクが高い。
気絶するほど美味しい…っっ
タグ付きは伊達じゃない。

甲羅にたっぷり詰まった味噌にカニ肉を混ぜ、お酒をかけて焼く。
…こ、これが…泣くほど美味しい…っっっ!!!!

これ…これよ…これが食べたかったのよ…っっ、、、
大満足ぅぅぅ〜〜〜〜

しかし、カニってお腹いっぱい食べると、なんか酔うような気がするの、私だけかしら?
カニを食べると、幸福感がすごくって、もう何も考えられなぁ〜い〜♪ってカニ味噌の頭になっちゃうんだけど。

とにかく、このカニは来年も絶対に申し込むと今から決めている次第。


確定申告をしなくちゃいけないけど、必要な書類もわかりやすく届くし、安心。
もっと早く始めておけばよかったと思うくらい。
ふるさと納税、なかなか良いですよ!

posted by める at 18:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

父の見舞い

入院している弟を見舞いに行きたいと父が言う。

84才の父、最近とみにちょ〜〜っとギリギリな感じになってきていて、
認知症とは診断されていないながらも(一応検査は受けた)
同じ話を繰り返すし、
こちらの話を正確に理解するのに時間がかかる。
日々、日常的に行っていることについては、まずまず大丈夫なのだが、
イレギュラーなことに、とても弱い。
即座には対処しきれなくなるようだ。

弟の手術・入院なんて、父にはイレギュラー中のイレギュラー!
もう大混乱をきたしていた。

実家へ行った時に台所の壁にかけてあるカレンダーへ入院・手術の日程を書き込んでおいたのだが、
それでも電話がかかってくる。

「あいつはもう入院したんか?」

…いや、まだだって。来週だって。


「あいつはどうなったんや?」

…いや、今日、手術日だけど午後からだから。まだだってば。


入院する日も、「俺も行くわ。」と言うので承知したのだが、一時間後にまた電話がかかってきて

「やっぱり無理や…。お母さんの介護もあるのに、俺が倒れるわけにいかん…。」

…いいってば。私が行くしー。無理しなくていいんだってば。


そんなふうに、ヤキモキして色々思い悩んでは電話をかけてくる父に振り回される。
そして手術の翌日、父がまた見舞いに行くと言い出した。

心底、心配しているのはわかるし、行きたい気持ちが募っているのもわかる。
じゃあ、私と駅で待ち合わせて一緒に行きましょう。
明日は私、仕事があるので午後からになるけど…

「夕方にお母さんがデイサービスから帰ってくるからな…。
朝から、俺、行ってくるわ!」

…えっ?一人で?!大丈夫なの?

「いくらなんでも行けるよ!警察病院やろ?駅で人に聞いて行くよ。」

ちょ!ちょっと!ちょっと〜〜〜
違うって!警察病院じゃないよ。別の病院名を言って人に聞いたら
全然、違うところへ案内されちゃうってー!
実際にあるからね?警察病院。

「あー ハハハ!そうか、そうか!大丈夫。わかってる。
え〜〜っと、どこやったっけ?…け…」

だからっっ!警察病院から離れてー!!

…結局、翌日は仕事を休ませてもらって、父に付き合った。

駅周辺も父のよく知っている昔の風景とはずいぶん様変わりしている。
病院の見舞客の受付場所も正面玄関とは別の場所。
時刻や氏名を受付票に記入するのも、高齢の父には骨が折れるはず。

もちろん、実際に一人で行ったなら行ったで、なんとか病室までたどり着いただろうとは思うが
すっかりヘトヘトになって倍以上の体力を消耗したことだろう。
やはり、一緒についていって良かった。
父も弟の顔を見ることができて、安心したようだった。

病院を出て、父が

「もう昼やろ?せっかくやから何かうまいもん食べて行こう。
お前、何でも好きなもの言ってくれ。」

豪快な口ぶりで言うので、移動距離の短いデパ地下の寿司店へ寄った。

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自腹では頼まないちょっとお高めのお寿司♪美味しかった〜


「滅多に外食はしないからな。こんな時でしか金を遣うこともないんや。」

なんて言うものだから、それじゃあ…と食後のコーヒーへも誘ってみた。


「お前、ケーキも頼めよ。遠慮するな。俺はコーヒーだけでいい。」

…あら、そお?じゃ、遠慮なく〜〜
店員さんがケーキをトレイに並べて「どれにしますか?」と見せてくれる。
久しぶりに来たら、マリオットホテルのケーキ、新作が並んでるじゃないの!
ここはやっぱ、この新作のケーキねっ!!

「俺、このイチゴのやつにするわ。」

えっ!?コーヒーだけって言うてたやん!?

「いや、美味しそうやなと思って。」

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マリオットホテル19階からの眺望にもケーキセットにも満足して、父は

「美味しいな。お母さんにも食べさせてやりたいな。また連れて来てくれよ。」

と繰り返し言っていた。介護を毎日がんばっている父の良い気晴らしになったようだ。
もちろん、連れて行きますよ。
都合と体調の良い時を見計らって、行きましょうよ。
posted by める at 00:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする