2018年05月23日

NHK朝ドラ「半分、青い。」面白いね!



見てますか?面白いよね~
NHK朝ドラ「半分、青い。」
北川悦吏子さんの脚本、さすがだわ。最初っから安定してるし、
笑わせるところで、きっちり笑える。

ヒロイン鈴愛(すずめ)を中心に、どの登場人物も愛らしく、好感が持てる。
秋風先生もね!

90年辺りの時代背景で、ファッションが懐かしい。
特に菱本さんの全身ピンクハウスコーデにはしびれる…ッッ、、
すごいよ、あれは。
ピンクハウスのデザイン画そのまま!
憧れたけど、とてもじゃないけど買えなかったし、実際に着るのも難しい服だった。
コサージュやパールネックレスなどの小物までこだわってくれていて、すごく嬉しい。
真っ赤な口紅も流行ったのよね。
今、改めて見ても、やっぱりうっとりするなぁ…ピンクハウス。。。
細かなフリル、重ね着、リボン、美しい花束のプリント…
今の私には益々着れない服になってしまったけれど、毎朝、見ることができるだけで幸せよ…

漫画家志望の鈴愛の原稿を描いているのは漫画家のなかはら・ももた先生
ももた先生は「マッサン」の公式コミカライズ本も描かれており、物語の舞台となった大阪を取材された折、
案内させてもらったことがあるの。↓
NHK朝ドラ「マッサン」ロケ地ツアー(住吉編)

たった一日3時間程度の逢瀬とは言え、実際にお会いした方が朝ドラのスタッフとしてオープニングに名前が出る感動…!
なんかすっごく嬉しい。
これからも先生の絵が劇中にどんどん登場するはず…。楽しみだわ~

そしてもう一つ、「半分、青い。」を見ていて思い出すのは…
志尊淳くん演じるボクテに似ている昔の友人。
瞳がクリッとした美少年の彼はゲイだった。
当時は性の多様性への理解はとっても低く、傷つくことが多かったはずだが、
あいつは陽気で楽しく、頭の回転の良い、優しいやつだった。
なぜだか気が合って、よく一緒に飲んでお互いに愚痴を言い合った。
あいつはよく男に振られていたし、
私は「結婚願望がない」と自分で言う男と付き合っていた。
深夜、酔い醒ましに梅田から中之島公園まで歩いてカップルだらけのベンチに座り、
「ボクたちも他の人からはカップルに見えるのかな?」なんて言って笑った。
その公園は彼が先日、恋人の男と別れ、銀の指輪を川に投げ捨てた場所だった。
傷心の彼に何て言葉をかけたか覚えていない。とにかく寒かったので、腕に抱きついていた。
「ボクが結婚するとしたら、めるちゃんかな。
結婚して一緒に暮らして、お互い好きな人と付き合ってさ。」
…その未来図、私は嬉しくないよ。恋人と結婚できないかもだけど…したいよ、やっぱり。

その後しばらくして彼とは音信不通となってしまった。
東京へ行ったというのは聞いた。
エイズ問題がニュースになった時、一番に彼の顔が浮かんだ。
私が知っている限り、やつは結構ヤバイこともしていた。感染の可能性はあるはずだ。
元気でいるのかな。あの後、どんな人生を送っただろう。
ボクテくんを見ながら、あいつも「ボクって~」って言ってたなぁと思い出すのだ。
posted by める at 19:37| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年05月04日

咲く紫は

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気付かぬうちに成長していたストレスのマグマ溜りが
今日、噴火してしまった。
比喩ではなく実際に、胸のみぞおち、心臓の辺りから
大きな塊が押し出されるような感覚がし、身体が震えた。

大きなストレスを抱えている自覚はあった。
それでも、上手くやり過ごせているつもりでいた。
しかし、いったん溢れ出てしまったら、もう止めどもなく噴き出す。

キッカケは理不尽さを感じた出来事だったが、もうそのことさえも濁流に飲まれ、
自身がバラバラになったような気持ちに嗚咽し、慟哭した。

そして一方で今の自分が異常な精神状態であることを冷静に観察し、分析しようとする私もいた。
とにかく落ち着こう。
発端はそう大きな問題ではない。
私は何にそんなに傷ついて泣いているのか?

昨夏の父の入院から始まって、母、義父と続き、
全力で走ってきたこの半年余りの尽力が打ち消されたように感じたのだ。
意味がないもののように扱われた気持ちがした。

…だが、それは悲観的になり過ぎている考えで、
誰も決してそうは思っていないことはわかっている。

それに両親の介護に、意味を求めてなどいない。
意味がほしくてがんばっていたわけじゃない。

そう思うのに、涙が後から後から溢れて来る。
頭を空っぽにしたいのに、悲しい思いが渦巻いて
瞳が潤み、やがて下まつげの曲線を伝って頰にこぼれる。

母の病院へ着き、エレベーターのボタンを押しながら
こんな顔じゃお見舞いなんてできないなぁと思った途端、
胸が割れる感覚に顔の表情が引きつり、過呼吸のように息が荒くなった。
廊下奥のベンチに座り込むと、全身がガクガクと震え、涙が止まらなくなり、
この状態はいくらなんでも過剰だ、落ち着け!と自分を叱咤した。
と同時に、今は感情を押さえ込まずに出してしまった方が良いのではないかと考えている自分もいた。
幸い、病院のベンチだ。泣いている見舞い客がいても不思議ではない環境であることだし。
…人間というのは、一瞬にあれこれ考える生き物だ。

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怒りを持続できずに忘れっぽいので、
今はもう落ち着いた。
欲しかった歩きやすい靴を運良く半額で買えたことに気を良くしているくらいだ。

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こんな出来事も生きてりゃ、そりゃ、あるのよ。
あってこその人生よ。
きっと。

♪咲く紫は旅路を彩る

原由子さんの「花咲く旅路」を口ずさむ夜。
posted by める at 01:57| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年04月20日

答えのない答えを導き出す

10日ほど前に義父が緊急入院。
敗血症という怖い病名をもらいながらも、ようやく徐々に回復し、退院許可が出た。

熱が下がった数日前より義父は、とにかく家に帰りたがっており、お見舞いに行くと
「頼むから一緒に連れて帰ってーな。頼んますわぁ!」と懇願する。
もちろん受け入れることはできないので、なんとか諭そうと声かけをするが、
「いやや!いやや!」と5才の駄々っ子のように繰り返す。

昨日も病室のベッドへ車椅子から移動するのを拒否し、「帰る!」の一点張り。
結果、看護師たちに身動きできないよう両手を拘束された上、別室へ連れて行かれた。

義父は認知症ではない。
それどころか、頭はかなりハッキリしていて飲み薬の管理も自分でキチンとしているくらいだ。
こんな“子ども返り”状態になったのは、義母も初めて見たとのことで驚いていた。

退院後の生活はどうするか。
その答えに、子である主人と義妹の意見は一致していた。
「施設に入居させるしかない。」と。

義母も、「私には面倒がみれない。」と施設入居に賛成の意向。

しかし、どう見ても義父は施設に入らなければ、どうしようもないほどの状態ではない。
入院時は足腰が立たなかったが、今ではかなり回復している。
ただ、入浴は自宅の狭い浴室では難しい。そこはデイサービスを利用するとして、自宅で生活を続けることができるように感じた。
なんと言っても、あんなに自宅へ帰りたがっている義父が施設へ入ることを受け入れるとは思えない。
無理に入れてしまうことは可能だが、それでは義父の精神はますます壊れてしまい、そのうち本当に認知症になってしまいかねない。

それでいいのか?

「いいんや。施設に入れてしもたら、いいんや。」と主人が言う。
「おばあさんと共倒れになってしまうのが一番怖いから。一緒に生活するのは無理!」と義妹が言い切る。

確かに、介護することになる義母の負担は大きい。
義母が倒れてしまっては、どうしようもなくなる。
しかし…
89才の義父と84才の義母の残りの人生の過ごし方を、どうしたら一番良いか。
ただ命を長らえるだけが生きていることでは意味はない。
できるだけの期間、少しでも長く幸せを感じながら暮らす方法を探したい。

まずは介護に自信がないという義母に、義父のリハビリの様子を見学してもらった。
入院前は歩けずに、抱えて大変な思いをしながらトイレに連れて行った義父が、手すりを持って数メートル歩ける。
玄関の上がり口の一段が昇れるか、階段を使って練習したら、これもクリア。
最後に、実際にトイレに行ってもらい、ズボンの上げ下げ、腰かけが自分でできるのかも見てもらった。これは私は廊下で待っていたけれど、義母にはできることを確認してもらった。

それでも義母は自宅介護に自信がないと言う。
退院後の生活が描けず、不安が募り、押し潰されそうになっているようだ。

布団の生活からベッドに変える。
ちゃぶ台のお膳をテーブルとイスに変える。
玄関の上がり口に、手すり付き踏み台を設置する。

昼はデイケアへ通わせ、週2回はショートステイを利用する。
夜間、困ったことがあった時に頼りになるナイトケアも申し込む。
訪問看護も週1回。

介護保険の利用点数をオーバーしてしまうが、当座は手厚く備え、
生活が落ち着いたら、デイケアの日数を減らすことも検討。

そこまで提示しても、まだ義母は不安で迷っている。
「何かあった時、私じゃ…どうしようもない。」

高齢の義父、“何かある”ことは、ほぼ間違いない。
だけど、施設に入れていたって、“何か”は起こるし、
帰りたがっている家に帰らせて、好きにさせて“何か”が起こっても、
それは、お母さんの責任ではない。誰のせいでもない。

そう話すと、ようやく義母はうなづいた。義妹も「そうや。」と同意してくれた。

実際に家にベッドが運び込まれ、設置されると義母も退院後のイメージが湧いてきたようだった。
紙に退院前後のスケジュールを書き出し、確認すると頭の中が整理できた様子。

それで、お見舞いに行った際に義父にも退院までのスケジュールを紙に書いて説明すると、
納得し、穏やかな表情になってくれた。
「一体、いつまでこんな所(病院)にいなければならないんだ!?」という苛立ちが
退院日というゴールがはっきり見えたことで収まったようだ。
なんだかんだで義父は元気だ。

さて、ここ数日は忙しくなる。
退院後、義父がおとなしくデイケアやショートステイに行ってくれるかも、かなり心配だが、
先々の心配はせず、その場その場で最善を尽くすしかない。
そして、なるようになると大きく構えなきゃ…仕方ない。
posted by める at 21:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

サザン新曲!「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」



朝から嬉しいニュース!
サザンの新曲は映画「空飛ぶタイヤ」主題歌
「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」

映画も面白そう。
そして、男たちが懸命に戦うこの映画をグッと力強く下から支えるような主題歌。
全歌詞も既に公開されているんだけど、
…すごいなぁ、桑田さん…
歌詞見ただけでわかるやん…ええ曲やん、これー!!!

みんな自分の持ち場で懸命に毎日、踏ん張ってる。
譲れない何かを抱え、背負い。
時に、その信念さえも理不尽に奪われそうになる向かい風に煽られながら。
まっすぐに立とうとすればするほど、風当たりは厳しい。

この曲に共感する社会人は多いんじゃないだろうか。
フルで公開されるのがとても楽しみだ。

私もねぇ…
今、ほんとに何をどう判断すべきか、何を大事にすべきか、どの視点で考えるか…答えを出しにくい問題の答えを今日中には出さないといけないというね…
なかなか厳しい戦いの最中にいて、
この新曲は…嬉しい。

歌詞全体の世界のような企業戦士では私はないのだけど、
高齢の母、義父が入院し、退院後をどうするかの選択に迫られている今の状況…
公開されている部分の歌詞はとても心に寄り添う。

♪寄っといで巨大都市(でっかいまち)へ
♪戦場で夢を見たかい?
♪しんどいね 生存競争(生きていくの)は
♪酔いどれ 恋も捨てて…


どうしたらいいか、どの選択が正解かはわからない。
どの選択も後悔が待っていそうな予感に、足がすくみそうになる掴みどころのない世界。
だけど期限は背中から追い立ててくる。
知恵を絞り、工夫を重ね、成功したかのように見えたのも一瞬。
次の瞬間には裏切られ、努力はあっけなく砕け散るのも、もう何度目か…。
…ほんとしんどいんですよ…
生きるための選択に苦しんで、ふと死にたくなる。
なぐさめるように言われるのでなく、こんなふうに戦う同志として、「しんどいね」と歌われる方が胸に自然と入って来るわ。
恋を捨てたくはないんだけど…実際、恋とか言ってる状況じゃなくて最近、枯れてるわ~~~~…
ダメねぇ…
浮かれたようなことばかり言っていた私なのに。
潤い欲しい…

兎にも角にも、サザン新曲の報は嬉しい!
6月配信ということは、そのあたりでドン!ドン!!ドン!!!と活動が活発になってくるんだろうなぁ~
ライブツアーに、テレビ番組出演…きっと忙しくなるね。
サザンの熱い夏が来る…!!
posted by める at 08:52| Comment(4) | 日記 | 更新情報をチェックする

2018年04月14日

昨日、彼女と別れたんすよ

うちの母に続いて、義父も入院。
緊急搬送に付き添い、救急車に義母と共に同乗した。

義妹には三人の息子がおり、義父への見舞いには彼らが順に運転手になって車を出してくれる。
うちの娘たちと一緒におじいちゃん、おばあちゃんの家で泊まったり、お正月やお盆を一緒に過ごしたのは、彼らが幼稚園や小学生の頃、もう十数年前だ。

5才くらいでイメージが止まっていたやんちゃでどうしようもなかった男の子が
急に、ぬッとした金髪パーマの大柄なおにいちゃんになって
「あ、どうも。おひさしぶりです。」なんて言うものだから面食らってしまう。

もし道で擦れ違っても、この風体では到底気づけない。
義妹宅の最寄りの駅は私の勤務先と近いので、出くわすこともあるんじゃないかと思っていたが。

「あ~、でも俺、駅にはいないっすよ。学校行ってないんで。」

行ってないんか~い?!
行けよ!大学!!

「俺、浪人してるからみんな年下で酒も弱くて。
ちょっと感覚違うんですよね〜。」

なるほど。わからなくもないが…。

「でも引きこもってませんよ。バイト行ってます。
毎日。夜勤も続けて入れたりして。」

あらら、それじゃ昼夜逆転でますます大学に行けないわ…。

「卒業は大丈夫なんですよ、単位は取れてるんで。
卒業はしたいですね。」

してくれよ…卒業。
つか、就職は?!

「あー、俺、やりたいこととかないんですよねぇ〜…」

ないことはないやろ?!
何か好きなものとか、こだわりたいこととかないの?

「…ないっすねぇ〜
俺、何でも器用にできちゃうんですけど、特にできることってないんですよ。
長所がないって言うか。」

あるよ!長所は。

長所のない男だと自分で思ってちゃ、くすんでしまう。
プライドの高さはチラチラ見えるのに、一方で卑下するアンバランス。
学生の若さが眩しい。
でもそろそろ就活を意識する時期にこれではいけない。

君は人当たりも言葉も柔らかく、人の話も聞けて話がちゃんとできている。
営業だってできるよ。
長所はある。周りの友達に長所を聞いてごらん?

「長所って人に聞くもんすか?」

客観的な視点からの意見で見えてくる自分もある。
実際、就活が始まってから次女のゼミでは互いの長所を挙げていくという時間があったと言ってたし。

そんな話から次女の恋人の話をしたところで、急に

「俺、昨日、彼女と別れたんすよ。」

ハンドルを握り正面を向いたまま、何気ない口調で彼が言った。

あ…そうなん?
後部座席で隣に座る義母と二人、二の句が継げない。
……リアクションに困るわ!!

「ハハハ。まあ、いいんですけどね。
俺はいいんですけど、彼女がね、いいのかな?と。
これを逃したら後がないんじゃないかと。」

ほぉ?つまり、
俺以上の男はこの先、お前は見つけることができないぜ?宣言ね。
やっぱり高いな!プライド。

「年上なんすよ、彼女。23。
いいのかなぁ?って」

いや、あんた学生やん。
23で学生と付き合ってる方が、いいのかな?よ。

驚くほど赤裸々に語り始める彼の言葉の裏には、明らかな未練が見える。

「ケンカして。口喧嘩。
俺、口喧嘩しちゃうんですよね。
で、絶対こっちが正しい!ということを言ったんですよ。
そしたら、彼女がもういい…って言って…。
俺が正しいんですけどね。」

あー…。

「彼女…、頭、良くないんすよ。
だから言い返せない。」

良くないんかい…

「俺、いつも一回寝て起きたら
あー…しまったって思うんすよ。」

しまったって思ってるんや。

「思ってますねぇ…
で、またバイト先で会うことになるし。」

あ、それならまだどう転ぶかはわからないわよ。
顔を見たら…ね。違うよね、LINEのやり取りとは。

「そうっすね。」

相手より優位だと思うなら、余計、逃げ道を確保しておいてあげないと
窮鼠猫を噛む。
きっとそれ、彼もわかってるんだろうけど、ケンカに火がつくとブレーキが遅れるアンバランスさ。
病院まで送ってくれる車の運転は、とっても上手だったけどね。

21才の男の子の青さを目の当たりにした。
次の日、義母も
「自分のことをあんなにしゃべるなんて。」
と驚いていた。
きっと両親にも話していないだろう話。
彼女と別れて一人悶々としていた気持ちを吐き出せて、少しはスッキリできたかな?
posted by める at 11:23| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする