2019年07月22日

夕映えて神戸

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あの夜、熱に潤んだ瞳で見上げたポートタワーは赤く滲んで
海風の冷たさに君への思いも急速に冷えた

約束の時間に平気で寝坊する君と
夕暮れに追われるように家路につく私とでは時間の観念がズレている
一緒には居られないとわかったんだ

あれから10年経って、今日はこんなにも鮮やかに夕映えて
神戸の街は美しく暮れていく

一応ちょっと気には掛けてる
結構、雨とかの災害がそっちのほうで起きてるみたいだけど、大丈夫?とか
あの凄惨な放火事件でさぞかし心を痛めているだろう…とか
話したいこともあるし、話したら君は面白いやつだけど
たぶんきっと、今は君も前とは違う生活をしていてあの頃のように暇でもないでしょ
大切なものも増えてるよね、そうであってほしいよ

波音静かに時を重ねて
拗ねた瞳をした青年も、惑う私も神戸にいない
posted by める at 18:52| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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