2018年11月25日

映画「ボヘミアン・ラプソディ」良かった!



評論家からは酷評、だけど観客からは絶賛と話題の映画
「ボヘミアン・ラプソディ」

伝説のライブエイドのステージが忠実に再現されているというのが気になって観に行った。
いやいや、ほんとにすごい再現率で驚いた。

正直、本物のクイーンのライブエイド映像はYouTubeで見ることができる。
私も何度も繰り返して見ている。
だからこそわかるクオリティーの高さ!
「かなりのマニアが作ってる。」と主人もニヤリと笑っていた。

まずキャストが、よくまぁこんなに似ている役者を連れてきたな!とビックリするほど似ている。
フレディ・マーキュリーはあまり似ていないんだけど、時々めっちゃ似てるし、
物語が進むにつれ、そこはもうどうでもよくなってくる。

終盤は迫力あるライブビューイング感覚で伝説のライブを堪能できる。
全体としては稀代のバンド「クイーン」、そのボーカリスト フレディ・マーキュリーの伝記。

これまでは私、フレディのことを
天才的に歌が上手い才能を持つ反面、社会的には厳しい破綻者のように思っていた。
しかし、この映画を観て少しイメージが変わった。

“フレディ・マーキュリー”としては大胆不敵、
しかしその実、小心者とも言える繊細さ、純粋さも併せ持つ姿が強調して描かれていた。

乱痴気騒ぎ好き、
だけど仕事には懸命に打ち込み、妥協しない。

愛されたい、
だけど、自身は不実。

ねじれている。
それ故の鋭さ、輝き。
そんなフレディの魅力を存分に描いている。

しかし、パートナーにバイセクシャルを告白されるというのは、
どんなに打ちのめされるだろうと想像してもしきれない。
普通の浮気でもショックだと思うが、相手が同性となってくると、
う〜ん…勝負できないわよ…。
でも性的趣向ってどうしようもないものだしねぇ…。

だけど、元カノも縁を切らずにフレディと親交を続けたというのは、
やっぱりフレディには、面倒を見てやりたくなる可愛らしさがあったんだろうなぁ…。


レコーディングのシーンも面白い。
今の機材や技術がない時代、
テープでの多重録音など、実験的な試みに明け暮れる様子が実に楽しげ。

ライブシーンは実際のものと似ているだけに、
ああ、フレディ本人が出てきて歌ってくれたらいいのに…!という欲求が募ってくる。

フレディの歌声は自在に伸びやかで、ジャグリングのように音で遊ぶ。
惹きつけられ、胸を熱くさせられる。

フレディの歌声が聴きたい…そう思っていたら、最後にその願いが叶えられる仕掛けも見事。
帰宅後、すぐにYouTubeで実際のライブエイド動画を見て復習したもの。
たぶん、この映画は観客にそれを望んでいる。
クイーンの音楽を聴くことを。

観に行って良かった!
今日は車の中でずっとクイーンを聴いて走ったよ。
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posted by める at 23:11| Comment(7) | 映画 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕まだ観ていません。

グレイティスト・ショーマンは観ました。
もしこれが、100点ならボヘミアンは
何点くらいですか?

くだらない質問でしたらスルー下さい。
Posted by 同士 at 2018年11月26日 13:54
>同士さん
「グレイティスト・ショーマン」!
これも観たかったのに観そびれて、WOWOWでやるから録画しようと10月くらいから思ってたんですよ!
ところが11月もバタバタしていて録画予約しそびれ…
よし!今やろう!とリモコンを握ったら……
なんと、昨日放映だったようで、次回は12月下旬…
次こそ忘れないようにしなくちゃ、、

というわけで、まだ観てないんですよ〜〜
YouTubeに上がっている顔合わせ的な練習風景で、全員が熱唱している動画は見て、
魂を揺さぶられる感動を味わいました。
だから本編を観たいんですよ〜

「ボヘミアンラプソディー」はクイーンの楽曲が好きな人、
ライブが好きな人にはたまらないと思います。
フレディマーキュリーの強過ぎる個性が合わない人には厳しいかもしれません。
それでも、何かに特化してずば抜けた天賦の才能を持つ人というのは、
人の目を奪う魅力があり、他方で非常に欠落した部分が往々にしてある…そういうものだと思いますわ…
Posted by める at 2018年11月26日 19:00
この映画 あまりにも評判がいいので観に行こうかな~と思っていたところでした。

私も桑田さんのおかげで 年齢にしては幅広い音楽を聴いている方だと思うのですが
クイーンは有名な曲しか知らないのですよ~。
それでも楽しめますでしょうか??

昨日WOWOWで放送されていたグレイテスト・ショーマンを途中から見ました。
やっぱりあれは映画館で観た方が感動度合が高いような気がします。

そうそう!私 WOWOWで28日の18:25から放送される『春の雪』をめるさんに観ていただいて
感想を聞きたいな~と思ってたんです。
自分で感想を書きたかったんですけど 考えがまとまらなくて途中まで書いてほったらかしになってるんです。笑
ご興味があればぜひ♪
Posted by はなちんママ at 2018年11月26日 19:12
>はなちんママさん

実は私もクイーンを聴き込んでるファンというわけではなく、繰り返し聴いているのはベスト盤。
洋楽ファンの主人はクイーンのアルバムCDも揃えていて、映画を観た翌日に車の中でかけていました。

クイーンの有名どころの曲はCMなどで聴き馴染みのあるものが多いので、全然大丈夫だと思うわ。
観に行ってみて!みて!

>昨日WOWOWで放送されていたグレイテスト・ショーマンを途中から見ました。
>やっぱりあれは映画館で観た方が感動度合が高いような気がします。

そうなの?!うわぁ〜…しまったなぁ〜…
とりあえずWOWOWで観るわ。録画、年の瀬で忘れそうで怖いわ〜
『春の雪』はさっそく録画予約しました!ワクワク♪
Posted by める at 2018年11月27日 00:17
>はなちんママさん
「春の雪」見ました!
…ちゃんとした感想を言うには三島由紀夫の原作を読んでからでないと…という気がしています。
2005年の映画なんですね。
当時、長女が妻夫木くんの大ファンで彼の映画やドラマは全てチェックしていたのですが、これは観に行かないの?いい作品らしいよと言うと、少し口ごもり、「これは…竹内結子が腹立つから」と言い、映画館へ行かなかったのを思い出しました。
その時は、へぇ〜としか思わなかったんですが、作品を観て納得…。これは中学生には濃厚過ぎますわ…。

日本に貴族がいた時代。和と洋が混じり合う独特の上質な空気感。
妻夫木くんと竹内結子さんのお顔立ちが作品によく合っていますね。

しかし、19歳の男の子ってのは本当に何を考えているのか想像もつかない。
この映画を観たら、こりゃ本人もわかってないんじゃないか?という激しい衝動の内包。
清さまは頭デッカチなのにね。策士ぶってるのに結構バレバレ。
なにせ、あの友人が色々と気の毒な気がしたんだけど、彼は達観できる落ち着きがあって安心。
お姫様のおとぎ話のようでもあるけど、話の流れがずいぶんリアル。
不可解さもあるんだけど、各人の気持ちの流れが妙にわかっちゃうので筋に無理がない。
これはもうハッピーエンドルートは有り得ないわけで、あの結末も仕方ないわよねぇ…

そもそもお父さんがややこしい運命を背負わせたのが、ほんと…
それに若い男女がたった一度の逢瀬で断ち切れますかいな!無理でしょ〜〜

正直、何をやっとんねん?!と妻夫木の頭を叩きたくなる箇所が何度もくるんですが、まあ、素直になれない気持ちもわからではなく…
恋愛というのはタイミングがずれると形を崩してしまうものなのねぇ…と改めて思う映画でしたわ…
Posted by める at 2018年12月07日 23:45
『春の雪』の感想書いてくださっていたのに
気が付くのが遅くなってすみませんでした。汗

実はこの作品 宝塚で2012年に宝塚の小さなホールで
上演されました。
三島由紀夫のゴージャスな文章をなんとか読んで観劇したのですが
なんとも印象に残る舞台で・・・
実はこの映画も途中からしか見ることができなかったのですが
それでも 私の心にずしりと何か響く作品でした。

私には清顕の愛情は少し歪んでいるようにも見えるのに なぜか美しくも感じてしまうんですよね。
あの年頃の男の子(にしては清顕はちょっと幼い気もしますが)故の行動なのかもしれませんが
振り回された聡子も それで納得していたみたいですしね。
おっしゃる通り 恋愛はタイミングが大事なんですね。笑

最後に出てくる月修寺。
ロケをしたのは三島由紀夫が本を書いた時に訪れ手モデルにした奈良の圓照寺というお寺なのですが非公開だそうです。
とても素敵なお寺だったので 行ってみたいなぁと思ったのですが残念です。

清顕の勝手な思い込みに聡子は振り回されたようにも感じるのですが
自分の思いを昇華させるために出家したのかな。。。と考えると
月修寺での出家シーンは泣けてしまいました。

お忙しい中 鑑賞、感想ありがとうございました♪
この映画の感想を共有できて楽しかったです♪



Posted by はなちんママ at 2018年12月13日 22:11
>はなちんママさん

こっそり書いてすみません、、、
ちゃんとした感想を書けるレベルではないと思って…。
はなちんママがここまで補強してくださるなら、新しい記事として書けばよかった。

やっぱり宝塚の舞台きっかけだったんですね。
三島由紀夫の原作を読んで観劇に臨んだのは…さすが!

あのきらびやかな時代の感覚、宝塚にピッタリですね!
話の流れもドラマティックだし。

清さまはほんとになんちゅーか…ハイティーンの青臭い男子なんだけど、それだけにピュアで、
聡子と深く信じ合えていたから、時々意地悪もできていたんだろうなぁ…。

出家し、今世ではもう会わないという選択しか道はなかったというのも説得力があって、
聡子の揺るぎない愛を感じます。
そして、中絶してしまった二人の赤ちゃんを生涯弔うつもりだったのでしょうね…。

洗濯ものをたたみながら見始めたのですが、引き込まれて見ちゃいました!
また良い作品があったら教えてくださいね!
はなちんママチョイスは安定の信頼性!
Posted by める at 2018年12月14日 20:06
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